子連れで楽しむ日本の外食:家族旅行者向けガイド
子ども連れの外食では、テーブル席があり、注文が簡単で、にぎやかでも気にならない店を選ぶのが基本です。回転寿司は特に使いやすく、カレーのチェーンは一人ずつ辛さを選べ、お好み焼き・たこ焼き・焼肉は家族で分け合えます。ベビーチェアや子ども向けメニューはスタッフに確認し、アレルギーは注文前に必ず確かめてください。
日本で「ファミリー向け」とされる飲食店の実態
日本には、他の国にあるような分かりやすい「キッズフレンドリー」という単一のカテゴリーがあるわけではありません。家族連れに向いているかどうかは、実際には3つの実用的な要素で決まることが多いです。座席の形式(テーブル席か、カウンター中心か)、注文の複雑さ、そして騒がしさや多少散らかることへの店側の許容度です。回転寿司やコンビニ的な券売機、写真付きメニューを中心に設計されたカジュアルなチェーン店は、この3点すべてで好相性になりやすく、そのため本ガイドで紹介する店舗の多くは個人経営の小さな店ではなくチェーン店になっています。
多くのカジュアルチェーンにはベビーチェアや専用のキッズメニューがありますが、全店舗・全ブランチで必ず用意されているわけではありません。特定の店舗に期待する前に、来店時にスタッフへ確認するのが安全です。
子供と特に相性の良い業態
特定の店舗に関わらず、家族連れに本当に向いていると繰り返し挙げられる業態がいくつかあります。
- 回転寿司:皿がレーンを流れてくるため、料理が来る前から子供の目を引くものがあり、レーンから皿を取る、またはタブレットで写真をタップするだけとシンプルに注文できます。
- 辛さを選べるカレー:CoCo壱番屋のようなチェーンでは、同じテーブルの中でも一人ひとりが辛さやトッピングを選べるため、家族内で辛さの好みが大きく異なる場合でも対応しやすいです。
- カウンターラーメン:注文は基本的に丼1杯の選択のみ(券売機形式のことも多い)で、回転も速いため、長いコース料理で待たされることがありません。
予約・ベビーチェア・騒がしさについて知っておきたいこと
- 予約:本ガイドで紹介するようなカジュアルで回転の速い店舗では、基本的に予約は不要です。ただし大人数の家族の場合、週末は事前に電話で確認しておくと安心です。
- ベビーチェア・キッズメニュー:来店時にスタッフへ確認してください。同じチェーンでも、観光客向けの大型旗艦店(くら寿司の大型店舗等)の方が、小規模な地域店舗より両方揃っている可能性が高い傾向があります。
- 騒がしさへの許容度:カジュアルなチェーン店は回転が速くにぎやかな客層を想定しており、静かなカウンターのみの店や、格式ばった会席料理の店に比べて、小さな子供連れにははるかに向いています。
本サイトの他の記事と同様、以下で紹介する店舗の説明文は編集部が実際に訪問した体験に基づくものではなく、各店舗の公式情報をもとにしており、詳細は各店舗ページに出典として記載しています。
ほかにも家族で楽しみやすい料理
- お好み焼きとたこ焼き:1つを家族で分け合いやすく、子どもの食べる量に合わせやすい料理です。目の前の鉄板で焼き上がる様子も、子どもにとって楽しい体験になります。ただし鉄板はとても熱いので、手が触れないように気をつけてください。
- 焼肉:席ごとのロースターで肉を焼くスタイルで、食べ放題のコースを選べるチェーンもあります。網が熱くなるので、焼くのは大人が担当すると安心です。
- 定食:とんかつなどの定食は、ご飯・味噌汁・おかずがまとめて出てくるので、一品ずつ選ばなくても食事がまとまります。
- テーブルで取り分ける料理:京都のつけうどん「おめん」のように、野菜やつけ汁を分け合って食べる料理は、子どもの量を調整しやすいです。
家族の食事をスムーズにするコツ
- 夕食は早めに:多くの飲食店は夜の18時〜20時ごろに最も混み合います。子どもが空腹で待ちきれなくなる前に、17時台に入店すると、待ち時間も周りへの気づかいも少なくて済みます。焼肉店のように夕方から営業を始める店もあるので、開店時間は各店舗ページで確認してください。
- アレルギーは事前に調べて、店でも伝える:公式サイトでアレルゲン情報を公開しているチェーンもあります。来店前に確認したうえで、注文時にも必ずスタッフに伝えてください。英語が通じない場合に備えて、食べられない食材を日本語で書いたメモを用意しておくと安心です。
- 席の種類を確認する:ベビーカーのまま入れるか、座敷(靴を脱いで上がる席)か、テーブル席かは店によって異なります。小さな子ども連れの場合は、入口で人数と一緒に伝えておくと案内がスムーズです。
- テイクアウトも選択肢に:たこ焼きのように持ち帰りに対応した店なら、子どもが疲れているときはホテルや公園で食べることもできます。
この記事で紹介する6店の選び方
東京・大阪・京都の各都市から2店ずつ、家族で使いやすい理由がそれぞれ異なる店を選びました。東京は、浅草寺から徒歩圏内にある272席の回転寿司で、英語メニューがあり、スマートフォンや席のタブレットで注文できるくら寿司 グローバル旗艦店(浅草ROX)と、辛さ・ご飯の量・トッピングを一人ずつ選べ、写真付きメニューで注文しやすいCoCo壱番屋 新宿歌舞伎町店です。大阪は、88席で全席禁煙、カードも使える鶴橋風月 道頓堀戎橋店のお好み焼きと、入口の上の巨大なタコの看板で知られ、店内でもテイクアウトでも食べられるたこ家 道頓堀くくる 本店のたこ焼き。京都は、季節の野菜をテーブルで分け合うつけうどんのおめん 銀閣寺本店と、京都中心部の四条河原町にあり、食べ放題コースのある焼肉チェーンの牛角 京都四条河原町店です。
回転寿司・カレー・お好み焼き・たこ焼き・うどん・焼肉と、子どもが楽しみやすい料理を一通りそろえています。どの店も予約なしで入れるカジュアルな形式ですが、週末の大人数での利用は事前に確認しておくと安心です。
都市別のおすすめ店
このサイトでは、子ども連れの家族が使いやすい飲食店を、東京・大阪・京都の都市ごとに紹介しています。浅草・渋谷・東京駅・新宿の回転寿司やカレー、焼肉の店は東京の子連れにおすすめの飲食店、道頓堀やなんばのたこ焼き・回転寿司・お好み焼き・焼肉の店は大阪の子連れにおすすめの飲食店、京都の中心部と銀閣寺のラーメン・とんかつ・うどん・お好み焼き・焼肉の店は京都の子連れにおすすめの飲食店をご覧ください。下では、それぞれの都市から2店ずつ、計6店を紹介しています。
よくある質問
日本で子ども連れに向いた店とは?
テーブル席があるか、写真付きメニューやタッチパネルで注文が簡単か、多少にぎやかでも受け入れてくれるか、といった実用的な点で決まることが多いです。カジュアルなチェーンはこの3点で使いやすいことが多いです。
ベビーチェアや子ども向けメニューはありますか?
多くのカジュアルなチェーンにありますが、すべての店にあるとは限りません。入店時にスタッフに確かめてください。
家族での利用に予約は必要ですか?
カジュアルで回転の速い店は基本的に予約不要ですが、大人数の場合は週末は事前に電話で確認すると安心です。
食物アレルギーはどうすればよいですか?
注文の前に必ず店に確認してください。お好み焼きやたこ焼きなど、小麦・卵・魚介を使う料理が多くあります。