大阪のおすすめ抹茶カフェ4選:外国人旅行者向けガイド
大阪は京都から電車で近く、宇治茶を扱う茶商の店も街の中心部に集まっている。このガイドでは、大阪で抹茶スイーツを楽しめる4店を紹介する。祇園辻利の喫茶部門が大丸心斎橋店に開いた茶寮都路里、1869年創業の宇治茶商が心斎橋筋商店街で営む宇治園 喫茶去、なんばの地下街で宇治抹茶のティラミスを出すMACCHA HOUSE 抹茶館、そして新幹線の新大阪駅の改札すぐにある辻利 アルデ新大阪店である。3店は心斎橋・なんばの繁華街に、1店は新大阪駅の中にあり、買い物や移動の途中に寄りやすい。
大阪で宇治の抹茶を味わう
抹茶の産地として知られる京都・宇治では、15〜16世紀頃に茶園に覆いをかけて育てる「覆下栽培」が確立され、これが現在の抹茶の起源になったとされる。大阪で抹茶を出す店にも、この宇治茶とつながりのある店が多い。このガイドの4店も、宇治茶商の喫茶部門、宇治にルーツを持つ茶商の店、京都の老舗茶舗の抹茶を使う店、宇治で創業したお茶の老舗の店と、それぞれの形で宇治の抹茶につながっている。京都まで足を延ばさなくても、大阪の街なかで宇治の抹茶を味わえるのがうれしい。
心斎橋で味わう:茶寮都路里 大丸心斎橋店
茶寮都路里は、万延元年(1860年)創業の宇治茶商・祇園辻利の喫茶部門である。大丸心斎橋店は2024年12月に開業した、ブランドとして大阪で最初の店で、大丸心斎橋店の8階にある。公式サイトによれば、Osaka Metro御堂筋線の心斎橋駅(南改札)から地下道で直結しており、雨の日でも濡れずに行ける。営業時間は10時〜20時(ラストオーダー19時30分)で、定休日は不定休。支払いは現金、クレジットカード、QR決済に対応している。
- 予算
- 1,000〜3,000円
- エリア
- 心斎橋
- 営業時間
- 10:00〜20:00(ラストオーダー19:30)。不定休。公式サイトによる。
62席と広めの店内で、抹茶・ほうじ茶・玄米茶を飲み比べられる「茶茶茶セット」や抹茶パフェが味わえる。お茶の種類による香りや味の違いを、一度に比べられるのが楽しい。茶寮都路里としては、京都の祇園本店・京都伊勢丹店、東京の大丸東京店に続く4店目で、京都の本店に行けない人でも、同じブランドの抹茶パフェを大阪で味わえる。百貨店のレストランフロアにあるので、買い物の休憩にも使いやすい。
心斎橋筋で味わう:宇治園 喫茶去
宇治園は、宇治にルーツを持つ1869年創業の茶商で、心斎橋の本店では「喫茶去」という名前で喫茶を営んでいる。心斎橋駅から心斎橋筋商店街を数分歩いた場所にあり、1階は茶葉などを売る店、上の階が座って食べられる席になっている。抹茶のソフトクリームや抹茶パフェが味わえ、商店街の食べ歩きの途中に気軽に寄れるのが魅力だ。
- 予算
- 〜1,000円
- エリア
- 心斎橋
- 営業時間
- 喫茶スペースはおおむね10:00〜20:00頃との情報があるが、1階物販カウンターとは営業時間が異なる場合がある。今回の調査では確定的な最新営業時間は確認できていないため、来店前に現地で確認を推奨する。
茶寮都路里とは歩いて行ける距離にあるので、同じ日に2店を回ることもできる。百貨店の中にある大きな茶房と、商店街の茶商の店とで、雰囲気の違いを比べてみるのもよい。喫茶の営業時間はおおむね10時〜20時とされるが、当サイトでは確認できていないので、訪れる前に確かめてほしい。
なんばで味わう:MACCHA HOUSE 抹茶館 なんばウォーク
MACCHA HOUSE 抹茶館は、公式サイトによれば、天保7年(1836年)から続く京都の老舗「森半」の茶師が選んだ抹茶を使い、抹茶のドリンクやスイーツを出している店である。2012年に国内1号店を開き、同じ年からアジアの4か国にも出店している。2015年には京都・河原町に本店を移した。看板のスイーツは「宇治抹茶ティラミス」で、メディアにも取り上げられてきたと公式サイトで紹介されている。
- エリア
- 難波
- 営業時間
- 公式サイトに掲載なし。来店前に店舗へお問い合わせください。
なんばウォーク店は、なんばの地下街「なんばウォーク」の2番街にある。地下街の中なので、天気を気にせず立ち寄れる。営業時間は公式サイトに掲載がないため、訪れる前に店(06-6214-5635)に確かめてほしい。
新大阪駅で味わう:辻利 アルデ新大阪店
辻利は、萬延元年(1860年)に辻利右衛門が宇治で創業したお茶の老舗である。公式サイトによれば、辻利の名は暖簾分けや分家の形で受け継がれており、現在の本家は5代目が継いでいる。名前は似ているが、このガイドで紹介している茶寮都路里(祇園辻利)とは別の店なので、間違えないようにしたい。アルデ新大阪店はJR新大阪駅2階の商業施設「アルデ新大阪」の中にあり、新幹線・JR在来線の改札を出て2階へ上がるとすぐ、Osaka Metro御堂筋線の新大阪駅からは中改札を出てすぐである。
- 予算
- 〜1,000円
- エリア
- 新大阪
- 営業時間
- 9:00〜21:00(ドリンクの提供は10:00から、席の利用は20:30まで)。不定休(施設の営業に準じる)。
抹茶のラスクやラングドシャなどのお土産が人気の店で、5テーブルの簡単な喫茶スペースもある。公式サイトに掲載されたメニュー(イートイン価格、税込)では、「辻利ソフト 抹茶」が704円、あんこ・白玉・黒蜜を合わせた「辻利ソフト 京パフェ」が935円、甘さのついた抹茶ラテ「京ラテ 濃い茶」が660円。営業時間は9時〜21時(ドリンクの提供は10時から、席の利用は20時30分まで)で、休みは施設に準じる不定休。新幹線に乗る前や大阪に着いてすぐに、駅から出ずに抹茶ソフトを味わえるのが便利だ。
観光と組み合わせるなら
茶寮都路里と宇治園 喫茶去は心斎橋に、MACCHA HOUSE 抹茶館はなんばに、辻利 アルデ新大阪店は新大阪駅の中にある。心斎橋となんばは心斎橋筋商店街や御堂筋でつながっていて、道頓堀を挟んで歩いて移動できる距離だ。心斎橋で買い物をしてから道頓堀を抜け、なんばへ歩く途中に、どこか1店に寄るのが自然な回り方になる。心斎橋・なんばの3店は繁華街の中にあり、京都の宇治のように特別な移動は必要ない。辻利 アルデ新大阪店は、新幹線で大阪に着いたときや出発する前に寄るのが自然だ。夜に寄る場合、茶寮都路里のラストオーダーは公式サイトによれば19時30分なので、それまでに着くようにしたい。混み合う週末の午後を避けると、どの店でも落ち着いて過ごしやすい。
どの店を選ぶか
座ってゆっくりお茶を飲み比べたいなら茶寮都路里、商店街の食べ歩きの途中で抹茶ソフトクリームを食べたいなら宇治園 喫茶去、抹茶のティラミスを試したいならMACCHA HOUSE 抹茶館がおすすめだ。雨の日には、駅から地下でつながる茶寮都路里と、地下街の中にあるMACCHA HOUSE 抹茶館が便利である。新幹線の乗り換えの合間に寄るなら、新大阪駅の改札すぐの辻利 アルデ新大阪店がよい。
予算と支払い
茶寮都路里は当サイトの予算の目安で1人1,000〜3,000円、宇治園 喫茶去は1人1,000円前後までにあたる。辻利 アルデ新大阪店は抹茶ソフトが704円で、1人1,000円前後までにあたる。MACCHA HOUSE 抹茶館の価格帯は当サイトでは確認できていないので、店頭のメニューで確かめてほしい。茶寮都路里は現金のほか、クレジットカードとQR決済にも対応している。ほかの3店の支払い方法は当サイトでは確認できていないので、現金も用意しておくと安心だ。
抹茶メニューの選び方
抹茶にはほろ苦さがあり、濃いものほど苦みと香りが強くなる。初めての人は、甘さのあるソフトクリームやパフェから試すと食べやすい。お茶そのものの違いを知りたいなら、茶寮都路里の飲み比べのセットのように、何種類かのお茶を少しずつ味わえるメニューが向いている。なお、抹茶にはカフェインが含まれるので、夜遅くに濃いものを飲むときは気をつけたい。
訪れる前の注意
- 4店とも、英語メニューや英語を話すスタッフの有無は当サイトでは確認できていない。写真つきのメニューを指さして注文する準備をしておくと安心だ。
- 週末や休日は待つことがある店が多い。時間に余裕を持って訪れたい。
- 茶寮都路里は百貨店の中、MACCHA HOUSE 抹茶館は地下街の中、辻利 アルデ新大阪店は駅の商業施設の中にあるため、施設の営業時間や休館日にも注意したい。
抹茶の本場で味わいたい人は京都のおすすめ抹茶カフェを、東京でも抹茶を楽しみたい人は東京のおすすめ抹茶カフェも参考にしてほしい。
よくある質問
雨の日に行きやすい店は?
茶寮都路里は心斎橋駅(南改札)と地下で直結しており、MACCHA HOUSE 抹茶館は地下街「なんばウォーク」の中にあります。
いろいろなお茶を飲み比べられますか?
はい。茶寮都路里の「茶茶茶セット」で、抹茶・ほうじ茶・玄米茶を飲み比べられます。
心斎橋の2店は近いですか?
はい。茶寮都路里と宇治園 喫茶去は歩いて行ける距離にあり、同じ日に両方を回れます。
MACCHA HOUSE 抹茶館の営業時間は?
公式サイトに掲載がないため、訪れる前に店(06-6214-5635)へ電話で確かめてください。
新幹線に乗る前に寄れる店は?
辻利 アルデ新大阪店が、JR新大阪駅2階の「アルデ新大阪」の中にあります。新幹線・在来線の改札を出て2階へ上がるとすぐで、営業は9時〜21時(ドリンクは10時から、席の利用は20時30分まで)です。
辻利と茶寮都路里は同じ店ですか?
いいえ。辻利 アルデ新大阪店と茶寮都路里(祇園辻利)は名前が似ていますが、別の店です。
クイックアンサー
心斎橋では、心斎橋駅と地下で直結する茶寮都路里で祇園辻利の抹茶パフェやお茶の飲み比べを、商店街の宇治園 喫茶去で抹茶ソフトクリームを味わえる。なんばの地下街にあるMACCHA HOUSE 抹茶館は、宇治抹茶ティラミスで知られる。新大阪駅の改札すぐの辻利 アルデ新大阪店では、宇治で創業したお茶の老舗の抹茶ソフト(704円)が味わえる(9時〜21時)。
- 予算
- 1,000〜3,000円
- エリア
- 心斎橋・大阪
おすすめポイント:2024年12月開業の大阪1号店。心斎橋駅と地下直結、お茶の飲み比べセットも。
- 予算
- 〜1,000円
- エリア
- 心斎橋・大阪
おすすめポイント:1869年創業の茶商の抹茶ソフト。心斎橋筋商店街沿い。
- エリア
- 難波・大阪
おすすめポイント:「森半」の抹茶を使う宇治抹茶ティラミス。なんばの地下街。
- 予算
- 〜1,000円
- エリア
- 新大阪・大阪
おすすめポイント:1860年に宇治で創業したお茶の老舗の店。新大阪駅の改札すぐ、抹茶ソフト704円。