京都のおすすめ回転寿司店4選:外国人旅行者向けガイド
京都の寿司というと、鯖寿司のような伝統的な京寿司を思い浮かべる人も多い。一方で、旅行の合間に気軽に寿司を食べたいときに便利なのが回転寿司である。一皿ごとの値段が分かりやすく、写真つきのタブレットやベルトから選べるので、日本語を話さなくても利用しやすい。このガイドでは、京都の中心部、河原町から三条・四条にかけての範囲にある3店と、京都駅前の1店を紹介する。地元で長く親しまれてきたむさし寿司、全国チェーンのくら寿司、銀座の鮨店が手がける銀座おのでら、そして大阪の魚屋から始まった大起水産の京都タワーサンド店である。
京寿司の街で、回転寿司を選ぶ理由
京都には、海から遠い土地で魚をおいしく食べるために工夫された、鯖寿司などの京寿司の伝統がある。こうした専門店や会席料理の店は、予約が必要だったり、一人あたりの予算が高めだったりすることが多い。回転寿司はその対極にある選択肢で、予約なしで入れて、食べた分だけ払えばよい。観光で歩き回る日の昼食や、夜遅くに軽く食べたいときなど、旅行者の使い方に合っている。京寿司そのものを味わいたい場合は、京都の鯖寿司・京寿司のガイドもあわせて見てほしい。
なお、回転寿司という形式そのものは、1958年に大阪の東大阪市で生まれた。この記事で紹介するくら寿司も、本社を大阪府堺市に置くチェーンである。大阪と京都の両方を訪れる旅程なら、発祥の地の店と京都の店を食べ比べてみるのも楽しい。大阪の店については大阪のおすすめ回転寿司店のガイドで紹介している。
4店は何が違うのか
寿しのむさし 三条本店は、1977年から河原町三条の交差点で営業を続ける回転寿司店で、京都で長く親しまれてきた地元の店である。レーンから直接取るほか、タッチパネルやスタッフに頼んで個別に握ってもらうこともできる。皿の数で会計するわかりやすい形式で、予約も日本語も必要ない。中心部の3店の中でも気軽に入りやすい店である。
くら寿司 京都店は、大阪府堺市に本社を置く全国チェーンの京都の店舗で、新京極通の屋根付き商店街にある京都松竹座ビルの地下にある。注文はほぼ写真つきのタッチパネルだけで完結し、皿の枚数はセンサーで自動的に数えられる。日本語を話さない旅行者にとって、最も使いやすい形の一つで、日本で初めて寿司を食べる人の入り口としても勧められることが多い。
廻転鮨 銀座おのでら 京都店は、銀座の鮨店「銀座おのでら」の回転寿司業態の店で、2023年7月に四条河原町ビルの1階に開店した。公式の店舗ページによれば、豊洲市場のマグロ専門の仲卸「やま幸」などから食材を仕入れ、ネタはすべて店内で仕込んでいる。公式サイトには英語・中国語・フランス語のメニューがあり、予約も電話とオンラインで受け付けている。価格は中心部の3店の中で最も高く、回転寿司の気軽さのまま、ネタの質を重視したい人向けである。
中心部の3店それぞれに、旅行者にとって便利な点がある。銀座おのでらは、公式サイトで英語・中国語・フランス語のメニューを公開しているので、どんなネタがあり、いくらぐらいかを出発前に下調べしてから行ける。くら寿司は皿の枚数をセンサーで自動的に数えるので、会計のときに店員に皿を数えてもらう必要がなく、言葉のやりとりが少なくて済む。寿しのむさしは、地下鉄東西線の京都市役所前駅から歩いて数分の場所にあり、京都の鯖寿司・京寿司のガイドでも、手頃で入りやすい選択肢として紹介している。
- エリア
- 京都駅
- 営業時間
- 11:00〜23:00(ラストオーダー22:30)。休みは京都タワーサンドに準じる。
大起水産回転寿司 京都タワーサンド店は、1975年に大阪で開業した一軒の魚屋から始まった大起水産の回転寿司で、京都駅前の商業施設「京都タワーサンド」の地下1階にある。公式サイトによれば、日本各地の漁協や生産者と直接取引する「産地直送」にこだわり、京都府の伊根湾で畜養した本まぐろ「京まぐろ」を、9月〜翌年1月の時期に京都の店を中心に出している(入荷は時期や店舗によって異なる)。営業は11時〜23時(ラストオーダー22時30分)で、京都に着いた日や出発する日、夜遅めの食事にも使いやすい。
3店は河原町〜三条〜四条、1店は京都駅前
むさし・くら寿司・銀座おのでらの3店は、京都の中心部の繁華街に集まっている。寿しのむさしは河原町三条の交差点のすぐ北(河原町通三条上ル)、くら寿司 京都店はそこから近い新京極通の三条下ル、銀座おのでらは四条河原町で、阪急の京都河原町駅から徒歩約1分である。錦市場や新京極・寺町の商店街、祇園へも歩いて行ける場所なので、観光や買い物の途中に寄りやすい。三条寄りならむさしとくら寿司、四条寄りなら銀座おのでら、と歩く道筋に合わせて選べる。地下鉄東西線の京都市役所前駅や京阪の三条駅も近い。
大起水産回転寿司 京都タワーサンド店は、これらとは離れた京都駅前にあり、公式の店舗紹介によればJR京都駅に隣接している。近くには京都水族館や東本願寺があり、京都駅を起点に動く日に寄りやすい。
予算と使い分け
手頃さを重視するなら、寿しのむさしとくら寿司が向いている。どちらも当サイトの予算の目安は1人1,000円前後までである。銀座おのでらは、マグロなどのネタの質を売りにしている分、予算は1人3,000〜6,000円と一段高い。初めての回転寿司で、まず仕組みに慣れたいならくら寿司、京都で長く続く地元の店の雰囲気を味わいたいならむさし、旅の一食を少しぜいたくにしたいなら銀座おのでら、という選び方ができる。大起水産 京都タワーサンド店の価格帯は当サイトでは確認できていないので、店頭で確かめてほしい。京都駅の近くで食べたいなら、この店が便利である。
家族連れ・グループ、雨の日の使い方
家族やグループで行くなら、銀座おのでらには6人用の個室が2か所と4人用の個室が1か所あり、まとまって座りたいときに便利である。くら寿司のような大手チェーンは、食べた皿の数に応じたゲームや景品で知られ、子ども連れにもよく勧められる。雨の日でも動きやすい店が多いのも特徴である。くら寿司 京都店は屋根つきの新京極通の商店街にあるビルの地下、銀座おのでらは四条河原町ビルの1階、大起水産は京都タワーサンドの地下1階にあり、河原町周辺は屋根つきの商店街も多い。京都の観光は寺社など屋外が中心になりがちなので、天気の悪い日の食事先として覚えておくとよい。
混雑については、どの店も観光客の多い繁華街にあるため、昼と夜の食事どきは待つことがある。銀座おのでらは電話とオンラインで予約ができるので、確実に入りたい日は予約しておくと安心である。むさしとくら寿司は予約なしで入る使い方が基本なので、時間に余裕を持って訪れよう。
京都で回転寿司を注文するときのポイント
くら寿司や銀座おのでらのようにタブレットやタッチパネルでの注文が中心の店では、写真を選ぶだけで注文でき、届いた皿を受け取る。むさしのようにレーンから取ることもできる店では、流れてくる皿を見て選び、欲しいものがなければ個別に注文する。皿の色や形で値段が違う店が多いので、最初に店内の案内を確認しておこう。食べ終わった皿は重ねてテーブルに置き、いったん取った皿はレーンに戻さないのがマナーである。会計は皿の数や注文の記録で計算される。ほかの都市と比べたい場合は、大阪のおすすめ回転寿司店や東京のおすすめ回転寿司店のガイドも参考になる。
よくある質問
4店は近くにありますか?
むさし・くら寿司・銀座おのでらの3店は、京都中心部の河原町・三条・四条の範囲にあります。むさしは河原町三条の交差点の近く、くら寿司は新京極通の三条下ル、銀座おのでらは四条河原町です。大起水産 京都タワーサンド店は、離れた京都駅前にあります。
いちばん手頃なのはどの店ですか?
寿しのむさしとくら寿司は、どちらも当サイトの予算の目安で1人1,000円前後までです。銀座おのでらはネタの質を重視している分、1人3,000〜6,000円程度です。
日本語が話せなくても注文できますか?
はい。くら寿司はほぼ写真のタッチパネルだけで注文でき、むさしはレーンから皿を取れます。銀座おのでらは英語・中国語・フランス語のメニューを公開しています。
予約はできますか?
銀座おのでらは電話とオンラインで予約できます。むさしとくら寿司は予約なしで入る使い方が基本なので、昼と夜の食事どきは時間に余裕を持って行きましょう。
京都駅の近くで回転寿司を食べられますか?
はい。大起水産回転寿司 京都タワーサンド店が、京都駅前の京都タワーサンド地下1階にあります。営業は11時〜23時(ラストオーダー22時30分)です。
クイックアンサー
3店は京都中心部の河原町・三条・四条の範囲に、1店は京都駅前にある。ベルトから皿を取れる地元の老舗なら、1977年から続く寿しのむさし 三条本店。日本語なしで写真のタッチパネルから注文できるのは、新京極通のくら寿司 京都店。回転寿司の気軽さのままネタの質を重視するなら、英語・中国語・フランス語のメニューがある廻転鮨 銀座おのでら 京都店がおすすめ。京都駅前なら、23時まで営業する大起水産回転寿司 京都タワーサンド店が便利。
- 予算
- 〜1,000円
- エリア
- 河原町・京都
おすすめポイント:1977年から河原町三条の交差点で続く地元の回転寿司。レーンから取るほか、タッチパネルでも注文できる。
- 予算
- 〜1,000円
- エリア
- 河原町・京都
おすすめポイント:新京極通の京都松竹座ビル地下。写真のタッチパネル注文と、センサーによる皿の自動カウント。
- 予算
- 3,000〜6,000円
- エリア
- 河原町・京都
おすすめポイント:銀座おのでらの回転寿司業態。京都河原町駅から徒歩1分、豊洲の仲卸から仕入れるマグロと、英語・中国語・フランス語のメニュー。
- エリア
- 京都駅・京都
おすすめポイント:大阪の魚屋から始まった大起水産の回転寿司。京都駅前の京都タワーサンド地下1階、23時まで。