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餃子ガイド・渋谷

渋谷のおすすめ餃子4選:外国人旅行者向けガイド

更新日 2026.10.31 Japan Eat Guide編集部が確認

渋谷のおすすめ餃子4選:外国人旅行者向けガイド

日本の「餃子」というと焼き餃子を思い浮かべる人が多いが、この渋谷の4店は、全国チェーンの標準的な焼き餃子、台湾式の水餃子、深夜営業の居酒屋で食べる餃子、手包みの「肉汁焼餃子」という、調理法も利用シーンも異なる4つの体験を提示している。

日本の餃子はどこから来たのか

日本で餃子という料理が広く食べられるようになった経緯としては、戦後、旧満州(現在の中国東北部)に出征・在住していた日本人が、現地で食べていた中国の「餃子(ジャオズ)」を日本に持ち帰って再現したという説が、最も広く知られている通説である。中国北部では、焼かずに茹でる「水餃子」が伝統的に親しまれてきたが、日本に伝わった際には焼き目をつける「焼き餃子」のスタイルが定着したとされる。戦後の食糧難の中、米国から輸入された小麦粉を活用できる安価な料理として広まったという説明もあり、具と皮を同時に調理できる効率の良さが、当時の日本の食卓に受け入れられた理由の一つとされている。その後、1972年に味の素が冷凍餃子を発売したことをきっかけに、餃子は家庭料理としても一気に普及し、現在では味の素の冷凍餃子だけで年間1億個以上が売れる、国内の冷凍食品の中でも特に定番の商品になっているとされる。外食での一皿としてだけでなく、家庭の冷凍庫に常備される食品としても定着している点が、餃子という料理の独特な位置づけを示している。餃子の王将 渋谷道玄坂店は、この全国的に定着した焼き餃子・標準的な価格とレシピを体験できる、最も分かりやすい入口といえる。年中無休で22時30分まで営業しているため、観光や移動の予定が多少押しても立ち寄りやすい店である。

時間帯で選ぶという視点

この4店は、料理の系統だけでなく「何時に食べるか」という軸でも役割が分かれている。ランチや夕方の食事であれば餃子の王将・麗郷のどちらも対応できるが、麗郷は23時まで営業しているため、少し遅めの夕食にも使いやすい。深夜に小腹を満たしたい、あるいは飲み会の最後にもう一軒立ち寄りたいという場合は、翌朝5時まで営業する金の餃子酒場がいちばん遅くまで開いている。金曜・土曜の夜なら、翌4時まで営業する肉汁餃子のダンダダン 渋谷店も選択肢になる。渋谷は深夜まで人通りが絶えないエリアのため、このような深夜営業の需要自体が常に存在しているとも言える。終電を逃した後の食事先としても、こうした深夜営業の居酒屋は実用的な選択肢になる。

台湾式の「水餃子」という、日本では珍しい選択肢

麗郷 渋谷店は、台湾料理店として、焼き餃子ではなく水餃子(スイチャオズ)で知られている。中国・台湾では水餃子が主食として単独で食べられることが多いのに対し、日本の餃子は白米と一緒に食べる副菜として提供されるのが一般的とされる。また、台湾式の水餃子の皮は日本の餃子の皮より厚みがあり、もちもちとした食感になる傾向があるとされ、にんにくの風味も日本の餃子ほど強く主張しないことが多いという。同じ「餃子」という言葉で呼ばれていても、焼き餃子と水餃子では皮の厚さ・調理法・食べ方のいずれも異なるため、麗郷渋谷店は、日本の一般的な餃子像とは違う体験をしたい人に向いている。味付けの面でも、中国式の餃子は素材そのものの味を活かすため、にんにくをほとんど使わないか全く使わないことが多いのに対し、日本式の餃子はにんにく・生姜を効かせた濃いめの味付けが好まれる傾向があるとされる。麗郷渋谷店の水餃子を、餃子の王将の焼き餃子と食べ比べてみると、この味付けの違いも体感しやすい。

餃子はビールのための料理でもある

金の餃子酒場 渋谷本店は、餃子専門店というよりも、手作り餃子とビールを楽しむ深夜営業の居酒屋である。渋谷駅A0出口から徒歩約1分という立地で、平日は翌朝5時(ラストオーダー4時)まで営業しており、22時30分に閉店する餃子の王将・23時に閉店する麗郷に比べて圧倒的に遅くまで利用できる。餃子が居酒屋の定番メニューとして、お酒のお供として扱われる場面は日本全国で広く見られ、この店はその側面を専門的に押し出した業態だといえる。これは、餃子という料理が日本では単品の主菜としてだけでなく、ビールのつまみ・居酒屋の一品としても独自の地位を確立していることを示す例でもある。焼き餃子・水餃子という調理法の違いとは別の軸で、「どういう場面で餃子を食べるか」という観点からこれらの店を見ると、餃子という一つの料理がいかに幅広い食事のシーンに組み込まれているかが分かる。

手包みの「肉汁焼餃子」:肉汁餃子のダンダダン 渋谷店

肉汁餃子のダンダダンは、2011年に東京・調布で1号店を開いた餃子チェーンで、「餃子とビールは文化です」を掲げている。公式サイトによれば、看板の「肉汁焼餃子」は、全粒粉を7%配合した独自の皮で、粗く挽いた豚肉と細かく刻んだキャベツやニラなどの餡を手で包み、底はパリパリ、まわりはもっちりと焼き上げる。何もつけずに食べられる味付けになっていて、まずはそのまま食べ、ラー油・酢・しょうゆで味を変えるのがすすめられている。メニューには水餃子や手羽餃子、餃子定食もある。

エリア
渋谷
営業時間
月〜木・日 11:30〜24:00(ラストオーダー フード23:00、ドリンク23:30)。金・土 11:30〜翌4:00(ラストオーダー フード翌3:00、ドリンク翌3:30)。

渋谷店は道玄坂1丁目にあり、渋谷駅から徒歩3分。営業時間は月〜木曜と日曜が11:30〜24:00、金・土曜は11:30〜翌4:00で、公式サイトの店舗ページからのウェブ予約と電話予約に対応している。

どの店を選ぶか

手早く、全国共通の味を確実に食べたいなら餃子の王将。日本ではあまり見かけない台湾式の水餃子を試したいなら麗郷渋谷店。深夜にビールと一緒に餃子を楽しみたいなら金の餃子酒場が最も遅くまで対応している。手包みの焼き餃子をまずはそのまま味わいたいなら肉汁餃子のダンダダン 渋谷店。4店とも渋谷駅周辺に集まっているため、旅程の中で時間帯や気分に応じて使い分けることも十分可能である。

  1. 本ガイドでは4店舗ともカード対応状況を個別に確認できていない。特に個人経営色の強い金の餃子酒場は、気になる場合はレジで確認すること。チェーン店である餃子の王将は、他の多くの店舗で電子マネー・QRコード決済に対応しているとされるが、この店舗固有の対応状況は未確認である。
  2. 餃子の王将・麗郷・金の餃子酒場は基本的に予約不要で入店できるが、金の餃子酒場は小規模な居酒屋のため、深夜のピーク時間帯は満席になる可能性がある。肉汁餃子のダンダダン 渋谷店は、公式サイトの店舗ページからのウェブ予約と電話予約に対応している。
  3. にんにくの香りが気になる場合は、翌日の予定(観光・接客を伴う用事等)を踏まえて来店タイミングを選ぶとよい。日本式・台湾式ともにんにくを使う店が多いが、使用量は店や料理によって差がある。気になる場合は、来店時に量を調整できるか店員に相談してみるのも一つの方法である。特にグループでの会話を伴う予定が控えている場合は、事前に考慮しておくと安心だ。餃子を食べた後にガムや口臭対策のアイテムを携帯しておくと、観光や商談など次の予定にも気兼ねなく移動できるはずだ。

よくある質問

4店舗の違いは何ですか?

餃子の王将は馴染みのある焼き餃子を全国統一の価格で提供する。麗郷は日本では珍しい台湾式の水餃子を専門にしている。金の餃子酒場は餃子専門店というより、餃子とビールを楽しむ深夜営業の居酒屋である。肉汁餃子のダンダダンは、全粒粉入りの皮で手包みする「肉汁焼餃子」が看板の餃子チェーンである。

一番遅くまで営業しているのはどこですか?

金の餃子酒場 渋谷本店が最も遅く、平日はディナー・深夜営業で翌5時(ラストオーダー4時)まで営業する。餃子の王将は22時30分、麗郷は平日・土日祝とも23時に閉店する。肉汁餃子のダンダダン 渋谷店は、月〜木曜と日曜が24時、金・土曜が翌4時まで営業する。

クレジットカードは使えますか?

本ガイドでは4店舗とも個別のカード対応状況を確認できていない。特に個人経営色の強い金の餃子酒場は、気になる場合はレジで確認すること。

予約は必要ですか?

餃子の王将・麗郷・金の餃子酒場は基本的に予約不要で入店できる。金の餃子酒場は小規模な居酒屋のため、深夜のピーク時間帯は満席になる可能性があるが、予約の可否は本ガイドでは確認できていない。肉汁餃子のダンダダン 渋谷店は、公式サイトの店舗ページからのウェブ予約と電話予約に対応している。

肉汁餃子のダンダダンの餃子は、たれをつけて食べますか?

公式サイトによれば、何もつけずに食べられる味付けになっているので、まずはそのまま食べるのがおすすめ。ラー油・酢・しょうゆで味を変えるのもよいとされている。

クイックアンサー

手早く餃子を食べたいなら、全国チェーンで価格・レシピが統一されている餃子の王将 渋谷道玄坂店(22時30分まで年中無休)が候補になる。もう少し個性的な餃子を探すなら、一般的な焼き餃子ではなく台湾式の水餃子で知られる麗郷 渋谷店。深夜まで営業している店を探すなら、渋谷駅A0出口から徒歩約1分、翌朝5時まで営業する手作り餃子とビールの居酒屋金の餃子酒場 渋谷本店が利用できる。手包みの焼き餃子をそのまま味わうなら、渋谷駅から徒歩3分、金・土曜は翌4時まで営業する肉汁餃子のダンダダン 渋谷店。

予算
1,000〜3,000円
特徴
台湾式水餃子

おすすめポイント:一般的な焼き餃子ではなく、台湾式の水餃子(スイチャオズ)で知られる台湾料理店。

予算
1,000〜3,000円
特徴
深夜営業の餃子居酒屋

おすすめポイント:渋谷駅A0出口から徒歩約1分、手作り餃子とビールを翌朝5時まで提供する居酒屋。